【9月6日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)は5日、男子シングルス準々決勝が行われ、ノーシードのベン・シェルトン(Ben Shelton)が6-2、3-6、7-6(9-7)、6-2で大会第10シードのフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe)との米国勢対決を制し、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が待つ準決勝へ駒を進めた。

 世界ランキング47位のシェルトンは、これが初の四大大会(グランドスラム)準決勝進出。20歳での全米オープン4強入りは、米国男子としては1992年のマイケル・チャン(Michael Chang)に次ぐ年少記録となった。

 試合後のインタビューでは、「今夜は出し切れたと思う。気持ちの入ったバトルだった」と振り返り、グランドスラム通算23勝のジョコビッチとの初対戦に向け、「これ以上は望めない」とコメントした。

 シェルトンは今回が2度目の全米オープン出場で、今大会までの今季の戦績は12勝20敗だった。初出場でベスト8に入った全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)後のツアー18大会ではいずれも2勝以上を挙げられていなかったが、これで今季の17勝中10勝をグランドスラムで記録したことになった。(c)AFP