ガウフが初の全米OP4強 惨敗オスタペンコは日程批判
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【9月6日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)は5日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第6シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)は6-0、6-2で第20シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)に圧勝し、初の全米オープン準決勝進出を果たした。
19歳のガウフは試合後「最高の気分。本当にうれしい。去年は準々決勝で負けていたから、今年はそこを越えていきたかった。まだ道のりは長いが、今は満足しているし、次の試合に向けて準備していきたい」と語った。
一方、連覇を狙った世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を3日の4回戦で破り、今大会最大のサプライズを起こしていたオスタペンコは、試合後に大会の日程を批判した。
フルセットの激闘となったシフィオンテク戦が終わったのは深夜で、ベッドに入れたのは「朝の5時」だったというオスタペンコは、この日の準々決勝が暑い昼間の時間帯に組まれたことに不満をあらわにし、十分に回復できなかったと主張。
大会のスケジューリングは「クレイジー」だと指摘し、「もし深夜に試合を行ったのなら、次も少なくとも同じ時間帯かそれよりも遅くなくてはならない。そうしないと回復の時間が足りない」と訴えた。
ガウフは準決勝で第10シードのカロリーナ・ムホバ(Karolina Muchova、チェコ)と対戦する。ムホバは第30シードのソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)を6-0、6-3で退け、準優勝した全仏オープン(French Open 2023)に続く今季2度目の四大大会(グランドスラム)4強入りを決めた。(c)AFP