【9月6日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)は5日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-1、6-4、6-4で第9シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)を下し、4強入りを果たした。

 四大大会(グランドスラム)での準決勝進出は通算47度目となり、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を抜いて歴代単独最多となった。

 36歳のジョコビッチは試合後、「この年になると、コートに上がる1回1回がすべて大切な機会になる。あとどれだけ機会を得られるか分からないから、できるだけ楽しむようにしたい」と語った。

 全米オープンで自身13度目となる準決勝では、第10シードのフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe)かベン・シェルトン(Ben Shelton)の地元米国勢と再び対戦する。

 大会後にはカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)から世界ランキング1位を奪還することも決まっているジョコビッチ。自身3度目となる同一シーズンの全てのグランドスラムでの決勝進出にも王手をかけた。(c)AFP