限定「白酒入りコーヒー」 中国のコーヒー好き大注目
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【9月6日 AFP】(写真追加)中国・北京で今週、世界的に知られる同国の白酒をベースに作られたフレーバー入りコーヒーに注目が集まった。
このコーヒーは、地元コーヒーチェーン「瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー、Luckin Coffee)」と酒造会社「貴州茅台酒(Kweichow Moutai)」のコラボレーションで誕生した限定品。瑞幸珈琲のラテに、アルコール度数約50%の白酒ベースのフレーバーが入っている。
茅台酒自体の値段は500ミリリットルで約2500元(約5万円)と安くはない。ただ、限定品のコーヒーは、アルコール度数1%以下で価格も20元(約400円)以下とリーズナブルだ。
中国のSNSでは4日、このコーヒーが話題となった。市内の店舗で購入した女性(25)は「アルコールは強くはないし、おいしいと友人から聞いた。自分も試したくなった」と投稿。
「くらくらする」ので普段は白酒をあまり飲まないが、「これにはアルコールがあまり入っていないので頭も痛くならない」と感想をつづった。
瑞幸珈琲の従業員はAFPに対し、当日のオーダーの「約8割」が新製品に集中していると話した。同日午後には、注文が集中しすぎたため、新規の注文受け付けが打ち切られた。(c)AFP