【9月5日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)ホータン(和田)地区の太陽光発電産業パークでこのほど、第2昇圧集電所220キロボルト送電プロジェクトの鉄塔全ての組み立てが完了し、架線工事が開始された。

 同プロジェクトは、中国電力大手、華潤電力の洛浦40万キロワット太陽光発電プロジェクトの系統連系に付帯する工事になる。同発電プロジェクトは2022年7月に着工し、今年10月からの稼働を予定している。

 ゴビは地上の光散乱条件が良いため、華潤の洛浦40万キロワット太陽光発電プロジェクトでは両面二重ガラスモジュールを採用し、パネル両面を同時に利用して発電する。

 タクラマカン砂漠の南端に位置するホータン地区は、非常に暑く乾燥した気候で、太陽光資源に恵まれている。同地区を実施場所に選ぶ太陽光発電プロジェクトはここ数年増えており、これまでに建設された集中型太陽光発電所は16カ所、設備容量は94万キロワットに達し、現在も7カ所、設備容量260万キロワットの太陽光発電所の建設が進行している。(c)Xinhua News/AFPBB News