【9月1日 AFP】ウクライナのキリロ・ブダノフ(Kyrylo Budanov)情報局長は1日、先月末に発生したロシア西部プスコフ(Pskov)州の空港に対する無人機攻撃について、ロシア国内から実施されたものだったと発表した。この攻撃により、複数の輸送機が損傷を受けていた。

 ブダノフ氏はソーシャルメディアに、「プスコフの空軍基地への攻撃に使われた無人機はロシア国内から離陸していた」と投稿。「ロシア軍の輸送機IL764機が攻撃を受けた。2機は破壊され、もう2機も大きく損壊した」と主張した。

 同氏によると、輸送機はロシア国防省が兵士や物資の輸送に使用していたという。

 プスコフ州は、西は北大西洋条約機構(NATO)加盟国のエストニアとラトビア、南はベラルーシと国境を接しており、今回攻撃を受けた空港は、ウクライナから700キロ離れている。(c)AFP