【9月1日 AFP】バドミントン男子元世界ランク1位の桃田賢斗(Kento Momota)が、けがを理由に第19回アジア競技大会(19th Asian GamesAsiad)を欠場すると、1日に日本オリンピック委員会(JOC)が発表した。代替として世界30位の渡邉航貴(Koki Watanabe)が出場する。

 現在世界48位に後退している桃田は、このところ成績不振とけがに悩まされていた中で、中国・杭州(Hangzhou)で9月23日から10月8日まで開催されるアジア大会の代表メンバーに選出されていた。

 この日29歳の誕生日を迎えた桃田は、インドネシアのジャカルタで行われた2018年のアジア大会男子シングルスでベスト16止まりに終わったが、男子団体では銅メダルに輝いた。

 今年7月にはジャパン・オープン(DAIHATSU Japan Open 2023)に出場し、渡邉との1回戦で敗退。8月のオーストラリア・オープン(2023 Australian Badminton Open)でも1回戦でジョナタン・クリスティー(Jonatan Christie、インドネシア)に敗れ、これが直近最後のプレーとなっている。

 デンマークのコペンハーゲンで開催された同月の世界選手権(TotalEnergies BWF World Championships 2023)は欠場した。(c)AFP