【8月31日 AFP】米ニューヨーク連邦地検などは、電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)がイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)のための「ガラスの家」建設プロジェクトに不正に会社資金を使った可能性があるとして、捜査に着手した。30日付のウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。

 プロジェクトは、テキサス州オースティン(Austin)の同社本社の敷地内に広大なガラスの建物を建設するというもの。

 WSJはこれより先に、テスラの従業員がプロジェクトをめぐり取締役会に苦情を申し立てたと報道。内部調査が行われているとも伝えていた。

 この日の報道によると、連邦地検のほか、証券取引委員会(SEC)も捜査に乗り出した。捜査は初期段階で、訴追につながるかは不明としている。(c)AFP