【8月31日 AFP】世界バドミントン連盟(BWF)は30日、ロシアとベラルーシの選手について、来年2月から国際大会への復帰を許可すると発表した。

 BWFによると、ウクライナ侵攻により出場禁止となっていた両国選手は中立の立場で大会への出場が可能になるという。

 BWFのポールエリク・ホイヤーラーセン(Poul-Erik Hoyer Larsen)会長は、「個人の中立選手として参加基準を満たしたロシアとベラルーシの選手に対する出場停止処分を解除するという決定は、われわれの平和と連帯を促進する取り組みの一環として前向きな一歩だと感じている」と述べた。

 両国選手の復帰に向けた第1段階は、9月に始まるとBWFは述べている。

 国際オリンピック委員会(IOC)は、ロシアとベラルーシの選手が来年のパリ五輪に出場できるか否かの決定を下していないが、両国の選手たちが中立旗の下で五輪予選に出場できるよう推奨していた。(c)AFP