【8月29日 AFP】ウクライナは28日、南部ザポリージャ(Zaporizhzhia)州の前線に位置する集落ロボティネ(Robotyne)を奪還したと発表した。ウクライナ軍は、南部戦線でロシア軍の強固な防衛線の突破を目指している。

 ハンナ・マリャル(Ganna Malyar)国防次官はテレビで、「ロボティネは解放された。わが軍はロボティネの南東、マラトクマチカ(Mala Tokmachka)の南を前進している」と語った。

 南部戦線では、ウクライナ軍は数キロの厚みのあるロシア軍の塹壕(ざんごう)地帯や地雷原に進軍を阻まれてきた。

 ロボティネの奪還は、黒海(Black Sea)までの進撃を目指すウクライナ軍にとって、防御戦突破の可能性を示したものと専門家はみている。(c)AFP