第4シードのルーネ、全米OP初戦敗退 ウィンブルドン後は不振続く
このニュースをシェア
【8月29日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第4シードのホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)は世界ランキング63位のロベルト・カルバレス・バエナ(Roberto Carballes Baena、スペイン)に3-6、6-4、3-6、2-6で敗れ、初戦敗退となった。
男子テニス屈指の若手である20歳のルーネだが、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)準々決勝でカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)に敗れた後、これでナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2023)、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2023)、そして今回の全米オープンと3大会連続の初戦敗退となった。
この日はクレーコートのスペシャリストであるカルバレス・バエナを相手になかなかリズムをつかめず、43本のアンフォーストエラーを重ね、試合を通して7度のブレークを許した。
昨年準優勝で第5シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)はエミリオ・ナバ(Emilio Nava、米国)に7-6(7-5)、3-6、6-4、7-6(7-5)で勝利。第9シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)と第10シードのフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe、米国)も、ともに米国勢対決を制して2回戦へ駒を進めた。
2020年大会覇者のドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は第25シードのアレクサンダー・バブリク(Alexander Bublik、カザフスタン)を6-3、6-2、6-4で撃破し、四大大会(グランドスラム)での連続初戦敗退を6でストップした。
自身唯一のグランドスラムタイトルを獲得した3年前の全米後は手首や膝のけがに悩まされ、キャリアが停滞していた中で、試合後のインタビューでは「自分のテニスが戻ってきた感覚がある。きょうはストレートで勝てて、この上なく満足している」と喜んだ。
綿貫陽介(Yosuke Watanuki)は5-7、7-6(7-3)、3-6、5-7で第22シードのアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)に敗れた。(c)AFP
