【8月29日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-0、6-1でレベッカ・ペテルソン(Rebecca Peterson、スウェーデン)に完勝し、女子では2012年から3連覇を果たしたセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)以来の大会連覇に向け、好発進した。

 通算5度目の四大大会(グランドスラム)制覇を目指すシフィオンテクは、アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)で臨んだこの試合で、5度のブレークと20本のウイナーを記録するなどし、わずか58分で相手を一蹴した。2回戦では、ダリア・サビル(Daria Saville、オーストラリア)を迎え撃つ。

 第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)は6-2、6-1の1時間27分でマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)に快勝し、順当に2回戦に駒を進めた一方で、第8シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)は4-6、4-6で世界71位のレベカ・マサロワ(Rebeka Masarova、スペイン)に屈し、まさかの初戦敗退となった。

 その他では、第18シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)が6-1、6-2でワイルドカード(主催者推薦)のフィオナ・フェロ(Fiona Ferro、フランス)にストレート勝ち。第10シードのカロリーナ・ムホバ(Karolina Muchova、チェコ)は6-4、6-0の1時間5分でストーム・ハンター(Storm Hunter、オーストラリア)に圧勝した。(c)AFP/Rob Woollard