【8月29日 Xinhua News】中国湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)政府は25日、インターネット検索大手、百度(バイドゥ、Baidu)傘下の自動運転タクシー配車サービス「蘿蔔快跑(ルオボクワイパオ)」が、武漢天河国際空港で自動運転シャトルサービスを開始したと発表した。既に予約を受け付けている。都市部市街地と空港間の自動運転シャトルサービスは中国初で、都市道路と高速道路にまたがる自動運転の運用も初めてとなる。

 蘿蔔快跑の完全無人自動運転タクシーは6月30日時点で北京、深圳(Shenzhen)、武漢、重慶(Chongqing)、上海の5都市に導入されており、配車予約数は330万件を超える。公開データによると、2013年に自動運転分野に参入した百度は、自動運転プラットフォーム「アポロ」を搭載した自動運転車両による自動運転レベル4(L4)の安全運用試験走行距離が6千万キロ以上となり、4800件を超える自動運転関連特許を取得している。(c)Xinhua News/AFPBB News