【8月28日 AFP】英北部スコットランドにあるネス湖(Loch Ness)で26日と27日、湖に生息するとされる未確認生物「ネッシー(Nessie)」の50年ぶりとなる大規模捜索が実施された。世界中から研究者や熱心なファンが集まった。

 探索には、熱検知器を搭載したドローンのほか、赤外線カメラや水中マイクも投入された。

「ネス湖探査(Loch Ness Exploration)」と銘打った調査を企画した一人、アラン・マッケナ(Alan McKenna)氏は捜索に先立ち「解明が難しいあらゆる種類の自然現象を記録、研究、分析するのが私たちの目標だ」と説明した。

 インバネス(Inverness)近郊のネス湖センター(Loch Ness Centre)によると、これまでに公式に記録されたネッシーの目撃情報は1100件以上になるという。

 ネッシーが生み出す観光の経済効果は年間数百万ポンドに上る。(c)AFP/Stuart GRAHAM