【8月28日 AFP】サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)は27日、ロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)氏(58)が同国代表監督に就任すると発表した。契約期間は4年。報道によれば、年俸は2500万ユーロ(約39億6000万円)とされている。

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 昨年のW杯カタール大会(2022 World Cup)で優勝したアルゼンチンを撃破したサウジアラビア代表は、エルベ・ルナール(Herve Renard)監督が女子フランス代表の指揮官に就任するため退任し、監督不在となっていた。

 マンチーニ氏は「サウジアラビア代表監督のオファーを受け、大変光栄に思う」と喜び、「新しい国、特にサッカー人気が高まっているアジアのサッカーを経験する素晴らしい機会になる」とコメント。最近多くのトップ選手が国内リーグに移籍しているサウジでは、「代表チームにも成長の可能性がある」と述べた。

 マンチーニ氏は今月にイタリア代表の監督を電撃辞任した。サウジアラビアから巨額のオファーを受けたと報じられ、厳しく批判されていたが、本人はそのことが辞任の理由ではないと否定していた。(c)AFP/Robbie COREY-BOULET