キピエゴンが女子5000m制し2冠 男子800mはアロップ金 世界陸上
発信地:ブダペスト/ハンガリー
このニュースをシェア
【8月27日 AFP】第19回世界陸上ブダペスト大会(World Athletics Championships Budapest 2023)は26日、各種目決勝が行われ、女子5000メートルではケニアのフェイス・キピエゴン(Faith Kipyegon)が1500メートルに続く金メダルを獲得し、中長距離の史上最強ランナーの1人としての地位を強調した。
22日の1500メートルで3度目の優勝を果たしたキピエゴンは、再び見事な走りを見せて今大会の2冠を達成した。
好機をうかがっていたキピエゴンは落ち着いた最終ラップを披露し、14分53秒88でフィニッシュ。オランダのシファン・ハッサン(Sifan Hassan)が14分54秒11で銀メダル、ケニアのベアトリス・チェベト(Beatrice Chebet)が14分54秒33で銅メダルを獲得した。田中希実(Nozomi Tanaka)は14分58秒99で8位入賞を果たした。
男子800メートルではカナダのマルコ・アロップ(Marco Arop)が最終2周目に最後尾から追い上げ、カナダ勢初となるこの種目での金メダルを獲得した。
1分44秒24を記録したアロップに続き、レースを先頭で引っ張ったケニアのエマヌエル・ワニョンイ(Emmanuel Wanyonyi)が1分44秒53で銀メダル、英国のベン・パティソン(Ben Pattison)が1分44秒83で銅メダルを獲得した。(c)AFP