【8月26日 AFP】スペインの警察と税関は25日、エクアドルから密輸された9.5トン近いコカインを押収したと発表した。一度に押収したコカインの量としては国内で過去最大としている。

 警察と税関の共同発表によると、南部アルヘシラス(Algeciras)の港で23日、冷蔵コンテナのバナナの容器に隠されているコカインを発見した。貨物はポルトガル行きになっており、そこから欧州全土に運ばれる予定だったと見られる。

 受取人となっていたのは欧州の主要犯罪組織で、貨物の内部からは欧州の30以上の犯罪組織のロゴが発見されたという。(c)AFP/Jorge Guerrero