【8月26日 AFP】インドネシアで最も人口が多い西ジャワ(West Java)州にあるごみの埋め立て地で22日に発生した火災がいまも鎮火しておらず、悪臭を放つ有害な煙が出続けている。これを受け、地元当局は24日、緊急事態宣言を出した。

 火災が発生したのは、人口250万人のバンドン(Bandung)にある、敷地面積25ヘクタールのサリムクティ(Sarimukti)ごみ処分場。

 西ジャワ州当局は24日、21日間の非常事態宣言を出した。火災原因は、たばこの吸い殻のポイ捨てだとしている。

 地元の医療機関によると、近隣住民少なくとも67人が軽度の呼吸器感染症と診断され、2人が入院した。

 火災現場から6キロ離れたイスラム系中等学校の校長は「煙で呼吸困難になる」として、生徒の健康を配慮して自宅待機を指示したと話した。(c)AFP