ソウル・景福宮を訪れ、韓服を着て宮殿を見回す外国人観光客(c)news1
ソウル・景福宮を訪れ、韓服を着て宮殿を見回す外国人観光客(c)news1

【08月26日 KOREA WAVE】K-ドラマ、K-POP、K-フードなど「K-コンテンツ」の世界的地位が高まり、韓国を訪問した外国人が韓国人の日常生活を経験する旅行トレンドが広がっている。

訪韓外国人対象の旅行情報ポータルサービス「クリエイトリップ」が今年上半期の外国人利用者の▽検索キーワード▽検索量▽取引件数▽取引額――などを分析したところ、韓国で流行しているコンテンツを体験しようとする外国人が増えていることがわかった。

検索量と取引件数が最も増加した商品は「韓服」と「写真館」で、取引件数では昨年下半期比それぞれ540%と213%増えた。

クリエイトリップ関係者は「景福宮(キョンボックン)や明洞(ミョンドン)などの観光先訪問から進化し、韓国人と同じ経験を試みる外国人観光客が増えた。韓国有名ホテルがロビーに最近MZ世代の間で流行している『人生4カット』ブースを設置し、評判になっている」と話した。

出前に対する関心も高く、今年上半期にクリエイトリップで「出前」というキーワードが検索された量は昨年下半期比165%増加した。韓国人が日常よく食べる出前料理を注文してみるトレンドが拡散したとみられる。

「K-ビューティー」も注目される体験商品だ。クリエイトリップによると、今年上半期の外国人観光客が体験した商品を取引額でみるとK-ビューティーの割合が22%を占めた。整形外科、皮膚科、エステだけでなく美容室と眉毛・まつげ施術などにも関心を示した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News