【8月27日 CGTN Japanese】中国北部の内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)霍林郭勒市(ホーリンゴル市)警察局の会議室で23日、東北部遼寧省(Liaoning)葫芦島市(Huludao)の李樹峰さんは、19年ぶりに兄の李樹懐さんと再会して泣き崩れました。行方不明から19年、ついに念願の肉親が見つかりました。

 李樹懐さんは行方不明になるまで、家族と共に遼寧省葫芦島市建昌県で暮らし、臨時雇いで生計を立てていました。自分がなぜ生家を離れたのか、どんな場所に行ったのか、どうやって内モンゴル自治区ホーリンゴル市に来たのかなどについてはほとんど説明できず、ただ苗字が李で、家はここにはないということしか分かりませんでした。警察の調べでは、李さんは9年前にホーリンゴル市に来て、牧畜農家に引き取られて現在に至っています。

「兄がいなくなって20年近くたつが、家族はずっと探していた。兄は認知症にかかっており、ずっと家族と連絡を取っていなかった。私たちも兄がどこにいるのかも知らなかった」と弟の李樹峰さんの話では、家族はさまざまなルートを通じて李さんを捜し、自宅の電話番号もそのままにしていましたが、李さんに関する確かな情報は得られなかったということです。「内モンゴルホーリンゴル市警察局から電話を受けたときは信じられなかった。警察のおかげで、家族がついに再会できた」と、感謝を込めて語りました。

 警察官によると、李樹懐さんは派出所の警官が日常の巡回中に発見したもので、身分証を持っておらず、個人の基本的な情報も言えず、身元を確認できなかったため、犯罪捜査チームにこの状況を報告し、さらなる確認を求めました。

 確認の過程で、DNA検査と画像の照合により、合致する情報が遼寧省葫芦島市にあることが確認されたため、現地の警察に連絡し、彼の親族に関する1件の情報を見つけました。その後、テレビ電話の映像で確認したところ、家族には李さんが長年行方不明だった家族であることが一目で分かりました。

 再会後、李さんは家族と共に家路に就きました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News