【8月22日 CGTN Japanese】中国南西部の雲南省(Yunnan)の昆明鉄道警察は18日、鉄道公安の違法薬物取締り支隊がこのほど大型違法薬物事件を摘発し、覚せい剤であるメタンフェタミン146.22キロを押収したと発表しました。 

 発表によると、昆明鉄道警察は今年3月、男女2人に違法薬物関連の疑いを持ちました。その後、数カ月にわたる監視により2人の活動パターンを解明し、5月20日に2人の身柄をそれぞれ拘束しました。

 昆明鉄道警察の捜査チームは同日午後、昆明市郊外の駐車場で銀色のワゴン車に乗っていた男性容疑者の身柄を確保して取り調べ、車内にあった違法薬物の疑いがある塊84個が入っている袋を押収しました。その後、袋に入っていたのはメタンフェタミンで、正味重量は48.86キロであることが確認されました。

 もう一組の捜査チームは昆明市郊外のホテルの入り口で女性容疑者の身柄を確保しました。チームは同ホテルの駐車場内に駐車していた銀色のワゴン車の車内にあった袋4点とその中身を押収しました。袋の中身は違法薬物の疑いがある塊168個で、その後、正味重量97.36キロのメタンフェタミンであることが確認されました。同件の捜査は現在も続いています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News