【8月20日 AFP】23-24イタリア・セリエAは19日、第1節の試合が行われ、王者ナポリ(SSC Napoli)はヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)が2ゴールを挙げるなどし、3-1でフロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)を下して連覇に向けて白星スタートを切った。

 昨季終了後に退任し、先日イタリア代表の新指揮官に就任したルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)前監督を引き継いだルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督の下、ナポリは7分にPKでフロジノーネにまさかの先制を許したが、24分にマッテオ・ポリターノ(Matteo Politano)が同点ゴールを決めた。ナポリはその後、オシムヘンが42分と79分に得点を挙げ、逆転勝利を飾った。

 一方、インテル(Inter Milan)はラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)がこちらも2ゴールを挙げ、2-0でACモンツァ(AC Monza)から快勝を収めた。

 昨季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)で決勝に進出したものの、今夏はチームの全面的な見直しをする状況を迎えたインテルにとっては、前向きな開幕戦となった。

 新加入のマルクス・テュラム(Marcus Thuram)とマルコ・アルナウトビッチ(Marko Arnautovic)の両FWは、エディン・ジェコ(Edin Dzeko)とロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)の後継者にふさわしいと思わせるほどのプレーぶりを見せた。(c)AFP/Terry DALEY