【8月19日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は18日、日本代表MF遠藤航(Wataru Endo)との長期契約を結んだと発表した。労働許可証が付与され、インターナショナルクリアランスが下りることが条件となっている。

 移籍金の額については明らかになっていないが、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)をはじめとした同国メディアは、ドイツ・ブンデスリーガ1部のVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に1900万ポンド(約35億円)が支払われると報じている。

 30歳の遠藤はクラブの公式サイトで「ビッグクラブのリバプールに加入できて今は本当にうれしくて、興奮している。プレミアリーグで、世界最大のクラブの一つでプレーするのが夢だった。その夢がかなった」とコメントした。

 リバプールのユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、遠藤との契約に満足しているとし、「まず初めに本当にクールな選手とクラブが契約を結んだことが本当にうれしい」と述べた。

「私はドイツ出身で、ブンデスリーガをよく見ている。彼(遠藤)がシュツットガルトにいた時から知っていて、プレーし始めた当初から彼のことが好きだった」

「少し遅咲きで、上層部の見方としてはシュツットガルト加入時でもすでに年齢を重ねてはいたが、私の見方は違ったもので、ずっと彼が気に入っていたよ」

 先週末のプレミア開幕戦でチェルシー(Chelsea)と1‐1で引き分けたリバプールは、19日に本拠地アンフィールド(Anfield)でボーンマス(AFC Bournemouth)と対戦する。(c)AFP