「辛さも株価も、やばい」……韓国インスタントラーメン企業、最高値
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【08月18日 KOREA WAVE】「狂った辛さ」で世界の人々を魅了した韓国・三養(サミャン)食品のインスタントラーメン「プルダックポックンミョン」。その辛さに挑む姿をSNSで流す「チャレンジ」ですっかり有名になり、今では海外大型マートでも着実に売れている。これを受けて三養食品の株価も高騰している。
三養食品は14日、前取引日より30%高い17万6900ウォン(1ウォン=約0.1円)で取引を終えた。韓国総合株価指数上場以来の最高値だ。
三養食品は11日、第2四半期(4~6月)の売上額と営業利益がそれぞれ2854億ウォン、440億ウォンだったと明らかにした。前年同期よりそれぞれ11.8%、61.2%上昇した。
好調の背景にはプルダックポックンミョンがある。韓国貿易協会によると、今年上半期のラーメン輸出額は4億4612万ドル。その半分以上が三養食品のラーメンだ。
市場では三養食品が引き続き成長すると予想している。昨年、材料価格の暴騰を受けてラーメン価格を相次いで引き上げたところで材料価格が安定し、利益が出やすい構造になっているからだ。
IBK投資証券のキム・テヒョン研究員は「下半期も売上額比の営業利益増加幅は大きいだろう」と予測したうえ「7月に国内ラーメン製品価格を引き下げたが、実績に及ぼす影響は微々たるものだろう」と話した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News