中国の研究者 脳型AIスマートエンジンを開発
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【8月17日 CGTN Japanese】中国科学院自動化研究所はこのほど、同研究所の研究者がパルスニューラルネットワークに基づく脳型AIスマートエンジン「智脈」(「知恵の脈絡」の意)の開発に成功し、全面オープンソース化したと発表しました。関連論文は国際的な学術誌を刊行する『セル・プレス』社の『パターンズ』誌に掲載され、研究成果は表紙にも採用されました。
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「智脈」は人の脳内にある神経細胞(ニューロン)のネットワークを模倣した人工知能(AI)プラットフォームで、生物が持つさまざまな階層における可塑性原理をもとに脳にヒントを得たAIモデルであり、脳の機能や構造の模倣能力を備えています。
研究チームのメンバーは、「人の脳の構造とそのメカニズム、自然進化のルールとメカニズムを十分に研究してこそ、人類にとって有益な、真の意味でのAIを開発できる」と説明しました。また、脳型認知知能エンジンの開発目標については、「人の高度な認知能力を模倣し、さらにはそれを超えることだ。例えばヒューマノイドの概念学習、複雑な意思決定、認知と感情の共有、道徳と利他(の精神)など」との考えを示しました。人と調和して共生する人工知能を実現することが、チームとしての長期的な最終目標ということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News