ウクライナ、東部前線のウロジャイネ奪還と発表
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【8月16日 AFP】ウクライナのハンナ・マリャル(Ganna Malyar)国防次官は16日、ロシア軍に対し反転攻勢を強める自国軍が東部ドネツク(Donetsk)州の前線に位置する集落ウロジャイネ(Urozhaine)を奪還したと発表した。
マリャル氏はソーシャルメディアへの投稿で、「ウロジャイネは解放された。わが軍の部隊は近郊に展開しており、攻撃は続いている」と明らかにした。
ウクライナ軍は6月、反転攻勢に乗り出したものの、要塞(ようさい)化されたロシア軍の陣地突破を目指す中で苦戦を強いられていると認めている。
15日には、ロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相がウクライナの軍事資源について、西側諸国から支援を受けているにもかかわらず「ほぼ枯渇」しているとの見方を示した。
ロシア側はウクライナ軍の攻撃能力を軽視する態度を貫いてきているが、ウロジャイネに関するウクライナ側の主張については、これまでのところ反応を示していない。(c)AFP