【8月16日 CGTN Japanese】エネルギー不足と電気代高騰という世界的な問題を背景に、蓄エネ製品設備に対するニーズが大きく増え、中国のリチウム電池の輸出が急増しています。中国工業情報化部がこのほど発表したデータによりますと、今年上半期、中国のリチウム電池産業は成長の勢いが続き、生産量は400ギガワット時を上回り、前年同期比43%増となりました。輸出額は69%増加し、リチウム電池産業の営業収入は6000億元(約11兆9634億円)に達しました。

 このほど、上海市、福建省(Fujian)、浙江省(Zhejiang)、広東省(Guangdong)などの各地では相次いで上半期の電気自動車、リチウム電池、太陽電池輸出のデータを発表しています。うち、リチウム電池の関連データが目を引いています。中国南部にある福建省の省都・福州市の税関データによりますと、上半期、福建省のリチウム電池の輸出額は570億7000万元(約1兆1379億円)と、前年同期より110.7%増えています。製品は112カ国・地域に輸出され、そのうち欧州連合(EU)、東南アジア諸国連合(ASEAN)などに対する輸出は2桁成長を遂げています。一方で、上海市の税関データによれば、同期のリチウム電池の輸出額は475億元(約9471億円)で、60.9%増加しました。

 これについて、上海鋼連新エネルギー事業リチウム分野担当のアナリスト李攀氏は、「中国のリチウム電池の産業チェーンは完備されており、鉱石の採掘から電池製造まで各分野をカバーしている。このため、中国の関連企業は原価管理、品質管理、サプライチェーンの連携で強い競争力を持っている」と分析しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News