【8月16日 AFP】12日の試合で退場処分を受けたラグビーイングランド代表のオーウェン・ファレル(Owen Farrell)が、規律委員会によるヒアリングの結果、処分が取り消され、9月から始まるW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)出場への障害がなくなった。

 ファレルは12日のウェールズ戦で危険なタックルにより退場。1月にも同じ違反で3試合の出場停止処分を受けており、寛大な措置は期待できないとみられ、W杯序盤を欠場する可能性もあった。

 しかし規律委員会は、当初ファレルに出されていたイエローカードをレッドカードへ変更したファウルプレーレビューオフィサー(FPRO)の判断は間違いだったとし、レッドカードの取り消しを決めた。

 これにより、ファレルはW杯へ向けた準備試合のアイルランド戦、フィジー戦の2試合にも出場可能となる。イングランドはW杯でアルゼンチン、日本、チリ、サモアと同じプールDに入り、9月9日のアルゼンチン戦がチーム初戦となる。(c)AFP