【8月16日 Xinhua News】中国初の洋上多層重質油熱回収プロジェクト「錦州23-2油田開発プロジェクト」がこのほど、山東省(Shandong)青島市(Qingdao)で着工した。国内に完成度の高い洋上重質油熱回収の技術システムが形成されたことを意味する。

 錦州23-2油田は渤海の遼東湾海域に位置する。着工した熱回収プラットホーム2基は高さ約31メートル、投影面積約3600平方メートル、重量約1万6千トンで、中国製の洋上重質油熱回収プラットホームとしては最大規模。プラットホームは2024年10月までの完工と同年末の全面稼働を予定しており、稼働時には錦州23-2油田に輸送される。(c)Xinhua News/AFPBB News