【08月15日 KOREA WAVE】
ラッパーのラビ(共同取材)(c)news1
ラッパーのラビ(共同取材)(c)news1

てんかんを偽装して兵役を回避した兵役法違反などの罪に問われた、韓国の男性グループ「VIXX(ヴィックス)」メンバーでラッパーのラビ(RAVI)被告について、ソウル南部地裁は10日、懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を言い渡した。同時に、社会奉仕120時間命令も下した。これを受け、ラビ被告には兵役義務が再び課される見通しとなった。

現行の兵役法第86条によると、兵役義務忌避・減免を目的に逃亡したり、体を損傷したりした場合は懲役1~5年に処することになっている。また、兵役法違反が認定されれば、再び兵役判定検査を受け、その等級によって再服務しなければならない。

また、ラビ被告と同じ所属事務所で、精神疾患があるかのように見せかけて兵役を逃れようとした歌手・ラッパーのナフラ(Nafla)被告には懲役1年の実刑判決が言い渡された。刑期が終了すれば、虚偽申告した勤務日数だけ延長で服務することになる。

過去には兵役法違反で1年6カ月以上の実刑を受ければ兵役が免除されたが、施行令改正により現在は1年以上の実刑でも再服務を課せられる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News