【8⽉14⽇ Peopleʼs Daily】中国・四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)で7月28日に開会式が行われた第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ(成都ユニバ、FISU World University Games)に、世界の若者が改めて集うことになった。世界は2001年の北京ユニバと2011年の深セン(Shenzhen)ユニバに続いて、ユニバを通じて急速に発展する中国を再び目撃することになった。

 成都ユニバで用意された新設会場13か所、既存施設を改造した会場36か所は開幕前に一般開放された。「大学に必要、ユニバに必須」の原則が採用された選手村は、ユニバ終了後も引き続き利用される。

 また、中国で蓄積されてきた大規模大会の運営の経験と管理能力が成都ユニバの各段階の円滑な進行に役立てられた。到着した各代表団は、開催側の洗練されたサービスに称賛の声を上げた。

 かつてのユニバは規模が大きく、参加者が多く、競技レベルが高いため、「小型五輪」などと呼ばれた。しかしその概念は変化した。ユニバは世界の若者の青春の集いであり、若者に提供される交流や友情増進のための舞台だ。

 中国は成都ユニバの18競技すべてに選手計411人を派遣した。平均年齢は22.9歳だった。うち94.2%がユニバ初出場で、83.6%が国際的総合競技大会に初めて国を代表して出場した。ユニバでは、より国際的な視野と競争力を持つ若い世代を育てることが、成績そのものよりも重要だ。

「成功」とは好成績だけに与えられる「称号」ではない。中国新体操チームの李雪瑞(Li Xuerui)選手は毎日十数時間も練習してきた。大学院生である彼女はその一方で、ユニバ出場と研究を結びつけようと、早くからアンケートを準備した。李選手にとって成都ユニバは、得がたい学びの場でもあった。

 スポーツを日常生活に溶け込ませることも成都ユニバの極めて重要な目的だった。成都市内の天府緑道はこの数年間で5000キロ以上が建設され、沿道のスポーツ施設は1700か所以上に達した。市内の公園数は1500か所を超えた。市内の小さな空きスペースは運動のための場所に変わった。とにかく運動施設があちこちにあるので、市民がこぞってフィットネスを行うようになった。

 また成都市では、サッカーの中国スーパーリーグの地元チームである成都蓉城のホームゲームのチケットが入手困難になった。ユニバにボランティアとして協力した李彦波(Li Yanbo)さんは、「市民のスポーツに対する情熱は、空前の高みに達しています」と感慨深げに語った。

 若者は未来の希望であり、美しい明日の創造者でもある。ユニバの開催準備を始めて以来、成都市の青年ボランティア登録数は139万人にまで増加した。ボランティア一人ひとりの若さあふれる顔は、朗らかで開放的で、希望に満ちた都市のイメージそのものだ。

 スポーツで友情を伝え、文化で力を結集し、交流で平和を築く――。成都ユニバは、大学生スポーツの斬新な模様を描き出した。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News