韓国「育児休業中」消防士、地下道の車両火災を1人で鎮圧、被害拡大防ぐ
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【08月14日 KOREA WAVE】育児休業中だった韓国の消防士が、地下車道での追突事故で発生した火災に素早く対応し、被害の拡大を防いだことが話題になっている。
京畿道消防災難本部によると、7日午前8時ごろ、京畿道(キョンギド)水原市(スウォンシ)勧善区(クォンソング)のセリュ地下鉄(水原駅方面)で5重の追突事故が発生した。
3台目の車両のエンジンから火災が発生し、2台目に燃え移った。この時、4台目の車両に乗っていた現地消防署の119救助隊長、キム・グァンウンさんが直ちに、車内にあった消火器を取り出し、作業にあたった。事故の衝撃で消火器が作動しなかったため、地下車道に備えられた消火器3台を使い、火災を鎮圧した。
素早い対応により、火は10分程度で消え、大災害には至らなかった。
キム・グァンウンさんは「当然のことをしただけ。消防士なら誰でも、同じ状況で同じ行動を取っただろう。人命被害がなく、幸いだ」と振り返った。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News