【8月13日 AFP】23-24イングランド・プレミアリーグは12日、第1節の試合が行われ、リーグ制覇を目指すアーセナル(Arsenal)は2-1でノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)を下し、白星発進した。

 昨季はマンチェスター・シティ(Manchester City)に次ぐ2位に終わったアーセナルは、20年ぶりとなるタイトル獲得に向けて新戦力補強に2億ポンド(約367億円)を投入。この日はデクラン・ライス(Declan Rice)やカイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)、ユリエン・ティンバー(Jurrien Timber)の3選手が本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)でデビューを飾った。

 26分にエディ・エンケティア(Eddie Nketiah)が先制点を決めると、32分にはブカヨ・サカ(Bukayo Saka)が追加点を挙げたが、そのパフォーマンスを反映した得点差はつけられず、試合を終わらせることはできなかった。

 アーセナルに対してなすすべのなかったフォレストだったが、82分には途中出場した元マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のアンソニー・エランガ(Anthony Elanga)のクロスにタイウォ・アウォニイ(Taiwo Awoniyi)が合わせて1点を返した。

 昨季4位に入り、20シーズンぶりの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場権を手にしたニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)は、サウジアラビアの豊富な資金の下での躍進がとどまる気配を見せず、5-1でアストン・ビラ(Aston Villa)に大勝した。

 イタリア代表サンドロ・トナーリ(Sandro Tonali)のデビュー戦ゴールで6分に先行したニューカッスルだったが、ビラも数分後にこちらも新戦力のムサ・ディアビ(Moussa Diaby)の得点で追いついた。

 しかし、ビラはアレクサンデル・イサク(Alexander Isak)のゴールでニューカッスルに勝ち越しを許すと、その後崩れた。ニューカッスルは後半に入ってイサク、カラム・ウィルソン(Callum Wilson)、そしてウィルソンのゴールをお膳立てした途中出場のハーヴェイ・バーンズ(Harvey Barnes)が追加点を挙げて白星を飾り、リーグ首位に立っている。

 また、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)は31年ぶりのトップリーグ昇格を果たしたルートン・タウン(Luton Town)を4-1で退けた。

 リバプール(Liverpool FC)への移籍で合意に至ったとされるモイセス・カイセド(Moises Caicedo)を欠いたブライトンだったが、ホームでルートンを圧倒。36分に三笘薫(Kaoru Mitoma)のクロスからソリー・マーチ(Solly March)が先制点を挙げると、71分にはジョアン・ペドロ(Joao Pedro)のPKで追加点を決めた。

 ルートンのカールトン・モリス(Carlton Morris)にPKで1点を返されたものの、ブライトンはその後シモン・アディングラ(Simon Adingra)とエバン・ファーガソン(Evan Ferguson)が得点した。(c)AFP