【8月13日 AFP】23-24スペイン1部リーグは12日、第1節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は新加入のMFジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)がデビュー戦でゴールを挙げるなどしてアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)を2-0で下し、白星発進を切った。

 レアルはオフにFWカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)がサウジアラビアに移籍すると、さらに開幕直前にGKティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)が膝の靱帯(じんたい)断裂で長期離脱が確定。攻守両面で不安を抱えて迎えた開幕だったが、敵地で納得の勝利を飾った。

 まずは28分、ダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)の折り返しを受けたロドリゴ(Rodrygo Silva de Goes)がニアポストに先制ゴールをたたき込むと、36分にはダビド・アラバ(David Alaba)のCKにダイレクトで合わせたベリンガムのシュートが、バウンドして相手GKウナイ・シモン(Unai Simon)を越えてネットを揺らした。

 ベリンガムは試合後、クラブの公式チャンネルで「本当に特別」なゴールだと喜び、「勝てたのが何より大きい」とコメントした。

 クルトワの代役を務めたウクライナ代表GKアンドリー・ルニン(Andriy Lunin)も安定したパフォーマンスを見せたが、複数の報道によれば、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)からケパ・アリサバラガ(Kepa Arrizabalaga)がローンで加入する見通しとなっており、再びすぐに序列を下げる可能性がある。(c)AFP