PSGは開幕戦ドロー、エムバペはメンバー外
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【8月13日 AFP】23-24フランス・リーグ1は12日、第1節の試合が行われ、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)がスタンドから試合を見つめたパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)は、0-0でロリアン(FC Lorient)とスコアレスドローに終わった。
この夏、多くの新戦力が加わり、一方でリオネル・メッシ(Lionel Messi)が退団するという変化があったPSGだが、話題の中心を占めたのはエムバペの契約問題だった。
ルイス・エンリケ(Luis Enrique)新監督は、試合前の会見で問題が解決してほしいと話していたが、エムバペはここまでトップチームの練習参加を認められず、この試合もスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)から加入したばかりのウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)とともにメンバー外となった。
エンリケ監督は、開幕戦で6人の新戦力を起用し、前戦ではゴンサロ・ラモス(Goncalo Ramos)、マルコ・アセンシオ(Marco Asensio)、李康仁(Lee Kang-In、イ・ガンイン)の3人が組むと、中盤にはマヌエル・ウガルテ(Manuel Ugarte)、DFラインにはミラン・シュクリニアル(Milan Skriniar)とリュカ・エルナンデス(Lucas Hernandez)が入った。
ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)はウイルス感染症のため欠場したが、クラブはマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)とともに、適切なオファーがあれば売却を容認すると伝えられている。
試合では、PSGはボールは保持したが相手の守備を破れなかった。ラモスのヘディングシュートは枠を外れ、終盤にはビティーニャ(Vitor Machado Ferreira 'Vitinha')とウガルテが得点に迫ったが、ゴールは決められずに勝ち点1に終わった。
スタッド・ランス(Stade Reims)は伊東純也(Junya Ito)が先制点を挙げたが、1-2でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に逆転負けを喫した。
ランスは序盤に伊東のボレーシュートで先制したが、マルセイユもアゼディン・ウナヒ(Azzedine Ounahi)がカーブをかけた見事なミドルシュートを決めて同点に追いついた。
伊東は前半に再びネットを揺らしたが、ここはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認の結果、ビルドアップでボールがラインを割っていたとして得点は認められなかった。すると迎えた73分、マルセイユのビティーニャ(Vitor Manuel Carvalho Oliveira 'Vitinha')に逆転ゴールを許した。(c)AFP/Martyn WOOD