【8月12日 AFP】自転車世界選手権大会(2023 UCI Cycling World Championships)は11日、エリート男子ロードレースの個人タイムトライアルが行われ、2022年のブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2022)覇者であるレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)が最年少優勝を果たした。

 世界選手権では昨年のエリート男子ロードレースも制しているエベネプールは、この日スコットランドのスターリング(Stirling)で行われた47.8キロメートルのレースをトップの55分19秒でゴールした。

 23歳での優勝は史上最年少記録で、ベルギー勢としても初の快挙となった。

 フィリッポ・ガンナ(Filippo Ganna、イタリア)が12秒差で2位、ジョシュア・ターリング(Joshua Tarling、英国)が48秒差で3位に入った。

 エベネプールは表彰台で「信じられない。タイムトライアルでベルギー勢初の世界タイトルを取れたなんて」と話し、「自分のような体重の選手にとっては理想的とは言えない難しいコースだったが、踏ん張ることができた。最高にうれしい」と喜んだ。(c)AFP