【8月13日 CNS】中国西部の青海省(Qinghai)海西モンゴル族チベット族自治州(Haixi Mongol and Tibetan autonomous prefecture)デリンハ市(Delingha)で8月2日夜、500機のドローンによる空中ショーが行われた。

 ドローンは市内の広場から整然と一斉に離陸。プログラムに基づいて複雑な飛行をしながら、夜空に次々とイラストやデザインを描いた。青海・チベット鉄道初の高速列車「復興号(Fuxinghao)C891」、青海省ツァイダム盆地(Chaidamu)のシンボルマーク、チベットカモシカ、崑崙山脈などの絵柄を星座のような形で表現し、夏の夜空を彩るパフォーマンスを繰り広げた。

 この日行われたモンゴル族の祭典「ナーダム」のコンサートを見るため、江蘇省(Jiangsu)から訪れた朱益紅(Zhu Yihong)さんは「ドローンがたくさんの星のようで、青海省をテーマにした数々のデザインに感動しました」と笑顔を見せた。住民の張文萍(Zhang Wenping)さんも「目もくらむようなショーでした。来年のナーダムナイトでもぜひ開催してほしい」と喜んでいた。(c)CNS/JCM/AFPBB News