【8月18日 AFP】ドイツ・ケルン(Cologne)のケルン大聖堂(Cologne Cathedral)前に展示されたアーティストのデニス・ヨーゼフ・ミージク(Dennis Josef Meseg)氏のインスタレーション作品「Shattered Souls... in a Sea of Silence(沈黙の海で粉々に壊された魂の意)」。作品には、虐待された子どもたちの声にならない絶望の叫びに気付いてほしいという作家の思いが込められている。

 333体の小さなマネキンは無垢とローマ教皇庁を表す白と紫のテープに覆われ、カトリックの若者の祭典「世界青年の日(World Youth Day)」に当たる8月6日まで展示された。ドイツのカトリック教会をめぐっては、司祭による子どもへの虐待に関する告発が相次いでいる。(c)AFP