ユーチューブチャンネル「CARACULA探偵事務所」キャプチャー(c)news1
ユーチューブチャンネル「CARACULA探偵事務所」キャプチャー(c)news1

【08月07日 KOREA WAVE】ソウル市江南区(カンナムク)狎鴎亭(アックジョン)駅近くで2日、英高級車「ロールス・ロイス」が歩道に突進し、韓国の20代女性が大けがをした。ユーチューブチャンネル「CARACULA探偵事務所」に3日、関連の投稿があり、凄惨だった現場と被害者の様子が伝えられた。

警察によると、2日午後8時10分ごろ、狎鴎亭駅近くでロールス・ロイスが歩道にいた20代女性に突っ込んだ。女性は両足が骨折し、頭とお腹を怪我するなど重傷を負い、病院に運び込まれた。運転手は麻薬の簡易試薬検査の結果、ケタミンの陽性反応が出たという。

CARACULA探偵事務所が公開した写真には、ドアを開けて出てくる運転手や、車の下敷きになった被害女性の姿が写っている。また、別の写真には被害女性のものとみられる髪の毛が、車輪に絡まっている様子も収められている。

被害女性は就学のためソウルに上京しているという。当日はアルバイトを終えて帰宅する途中で、地下鉄駅に向かっていた。運転手は全身にタトゥーを入れ、出動した警察官にもしどろもどろで、威嚇的な行動を取ったという。

事故直後、通行人が「車の下に人がいる」と叫んでいるにもかかわらず、運転手は突然、アクセルを踏んで、被害者を吊るしたまま建物の外壁に衝突し、それによって被害者は深刻な状況になったという。

被害女性は予断を許さない状況で、集中治療室で治療を受けているという。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News