【8月5日 AFP】サッカー女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会（FIFA Women's World Cup 2023）は5日、決勝トーナメント1回戦が行われ、日本は3-1でノルウェーを下し、8強入りを決めた。

　元女王同士の対決で、日本は15分に宮澤ひなた（Hinata Miyazawa）のクロスが相手選手のオウンゴールを誘い先制。しかしその5分後、ノルウェーのグロ・レイテン（Guro Reiten）にヘディングで同点ゴールを許して今大会初失点を喫し、1‐1でハーフタイムを迎えた。

　後半に入っても絶えずノルウェー守備陣に圧力をかけた日本は、50分に清水梨紗（Risa Shimizu）のゴールで勝ち越し。

　残り時間が少なくなる中でノルウェーは反撃に出て再びの同点ゴールを狙ったが、得点は奪えなかった。

　すると日本は81分、藤野あおば（Aoba Fujino）のスルーパスに完璧なタイミングで抜け出した宮澤が、勝利を決定づける3点目を挙げた。宮澤はこれが今大会5ゴール目となり、得点王争いでトップに立っている。(c)AFP