【8月5日 AFP】男子テニス、ジェネラーリ・オープン(Generali Open Kitzbuhel 2023)は4日、シングルス準決勝が行われ、元世界ランキング3位のドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は6-7(3-7)、7-5、7-6(10-8)で大会第5シードのラスロ・ジェレ(Laslo Djere、セルビア)との激闘を制し、2020年以来の決勝進出を決めた。

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 全12本のブレークポイントと5本のマッチポイントをしのぎ、3時間30分の末に勝利を収めた。タイトルを懸けた5日の決勝では、アルゼンチンのセバスティアン・バエス(Sebastian Baez)と対戦する。

 手首のけがで21年6月から22年3月まで9月間戦列を離れ、現在は世界116位に後退しているティエムは、ツアーでは20年のATPファイナルズ(ATP Finals 2020)を最後に決勝から遠ざかっていた。同年には全米オープン(US Open Tennis Championships 2020)で自身唯一の四大大会(グランドスラム)タイトルを獲得したが、ツアー優勝も全米で挙げた17勝目が最後となっている。

 母国オーストリアのキッツビューエル(Kitzbuehel)で行われるジェネラーリ・オープンでは2019年に優勝を経験しており、今大会を再び制すれば世界ランキング80位以内に入る。試合後には「きょうはすごく特別な日だ。手首のけがをしてから最初のツアー決勝になる。しかも地元オーストリアで、これ以上うれしいことはない」と喜んだ。

 一方、世界72位のバエスはこの日の準決勝で、第1シードのトマス・マルティン・エチェベリー(Tomas Martin Etcheverry)との同胞対決を7-6(7-5)、3-6、6-4で制した。

 22歳のバエスは、直近5大会でわずか1勝にとどまっていた中で今大会に出場。ティエムとは昨年スウェーデン・バスタッド(Bastad)大会で一度だけ対戦し、そのときは勝利を収めている。(c)AFP