タクシー不足受け調査に着手 伊独禁当局
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【8月2日 AFP】イタリアの独占禁止当局である競争・市場保護委員会は1日、国内主要都市でタクシー不足が深刻化しているのを受け、調査に乗り出したことを明らかにした。
同委員会は、ローマ、ミラノ(Milan)、ナポリ(Naples)でタクシーの待ち時間が長くなっている上、一部のタクシーはカード払いを拒否するなど「深刻な問題」が浮上していると指摘。業界と消費者を守るための方策を検討するとしている。特に、タクシー事業免許の保有者数に関する情報提供を求めている。
タクシー業界は強力なロビー団体で、これまで競争促進の動きに対してはストを打って阻止してきた。とりわけ、免許が増えれば免許の譲渡価格が下がることを懸念し、猛反対している。
人口約280万人のローマで運行されているタクシーは約7800台。これに対し、人口規模がそれよりも小さい仏パリでは、その3倍の台数が稼働している。(c)AFP