【8月1日 AFP】自転車世界選手権大会(2023 UCI Cycling World Championships)に出場予定だった17歳のマグナス・ホワイト(Magnus White、米国)選手が、トレーニング中に車両にひかれて死亡した。同国自転車協会(USA Cycling)が発表した。

 米国代表の一員だったホワイト選手は、コロラド州ボルダー(Boulder)の自宅近くで自転車に乗っていた際、後ろから追突された。

 協会の発表によると、ホワイト選手は英国グラスゴーで行われる世界選手権のマウンテンバイク・クロスカントリーのジュニア男子部門に出場予定で、出発を控えて最後の調整を行っていたという。

 ホワイト選手は2021年にシクロクロスの全米ジュニア王者となり、米国代表として欧州でのシーズンにフル参戦。また去年と今年はシクロクロス世界選手権(UCI Cyclo-cross World Championships)に出場するなどしており、協会としても「オフロードサイクリング界での期待の新星」とみていた。(c)AFP