【7月31日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン（Vladimir Putin）大統領は30日、サンクトペテルブルク（Saint Petersburg）で開催された「海軍の日」を記念する海軍軍事パレードで演説し、自国の海軍をたたえた。パレードにはアフリカ諸国の首脳らも出席した。

　海軍は、西側の支援を受けるウクライナに対し、艦艇や潜水艦から巡航ミサイルを発射するなど重要な役割を果たしている。

　演説ではウクライナへの言及はなかったが、プーチン氏は「船艦や潜水艦の勇敢な乗組員」をたたえ、また「ロシアは国家海洋政策の大規模な任務に自信を持って当たっており、一貫して海軍の増強に取り組んでいる」と強調した。

　軍事パレードには軍人約3000人の他、45隻の艦艇や潜水艦などが参加した。

　パレードに先立ち、サンクトペテルブルクでは先週、ロシア・アフリカ首脳会議を開催。30日のパレードにも、マリやブルキナファソを含むアフリカ諸国首脳らが出席した。

　映像はロシア国営放送「第1チャンネル（Channel One）」が撮影・提供。(c)AFP