IMF、韓国の成長率展望値1.5%→1.4%「下方修正」…世界成長率は引き上げなのに
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韓国・北朝鮮
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【07月31日 KOREA WAVE】国際通貨基金(IMF)はこのほど、世界経済展望(WEO)を発表し、今年の韓国の経済成長率を従来より0.1ポイント下げ、1.4%と展望した。世界経済は3%成長すると予想し、従来の展望値より0.2ポイント引き上げた。
WEOは世界経済と加盟国の経済成長率を分析し、政策を提言するIMFの代表的な報告書だ。毎年1・4・7・10月に発刊される。4・10月は全加盟国を対象とする展望であり、1・7月は主要30カ国を対象とする修正展望が発表される。
IMFが予想した今年の韓国の成長率展望値である1.4%は、政府(1.4%)、韓国銀行(1.4%)、経済協力開発機構(1.5%)など国内外の主要機関と似た水準だ。
IMFは世界経済について「短期的に回復しているが、依然として危険要因が多い状況。物価上昇率は下落傾向にあるが、根源物価上昇率は依然として高いので緊縮基調を維持しなければならない」と勧告した。
合わせて金融市場危険に対する管理・監督を強化しなければならないと助言し、中長期的には財政健全性の確保、労働市場の柔軟化、カーボンニュートラル実現などを強調した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News