バイデン氏、7人目の孫の存在認める 次男ハンター氏の娘
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【7月29日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は28日、7人目の孫の存在を初めて公に認めた。
次男のハンター(Hunter Biden)氏とアーカンソー州在住の女性の間に生まれたネイビー・ジョーン・ロバーツ(Navy Joan Roberts)ちゃんという女児で、現在4歳。
バイデン氏は米誌ピープル(People)へのコメントで、「これは政治問題ではなく、家族の問題だ」「息子ハンターとネイビーの母親のルンデンは、今後も彼らの娘のプライバシーを可能な限り守りながら、彼女にとって最善となる関係を育むために協力している」と述べた。
また、自らは妻のジル(Jill Biden)夫人と共に「ネイビーを含むすべての孫にとって最善となることをただ望んでいる」と述べた。
野党・共和党はバイデン氏がネイビーちゃんの存在を認めなかったことについて、普段の家族思いというアピールの仕方と相容れないとして激しく批判していた。
同党のエリス・ステファニック(Elise Stefanik)下院議員は今月、英大衆紙デーリー・メール(Daily Mail)に対し、バイデン氏がこれまでネイビーちゃんに言及しなかったことは「冷淡かつ非情、利己的で卑怯」で「許しがたい恥辱だ」と酷評した。
ネイビーちゃんはDNA鑑定でハンター氏との親子関係が確認されているが、父親のハンター氏にも、祖父母であるバイデン大統領夫妻にも会ったことがないとされる。(c)AFP