PSG、ロナウド擁するアル・ナスルとスコアレスドロー
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【7月26日 AFP】サッカー親善試合は25日、大阪のヤンマースタジアム長居(Yanmar Stadium Nagai)で行われ、日本ツアー初戦に臨んだパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を擁するアル・ナスル(Al Nassr)と0‐0で引き分けた。
昨年のPSGの日本ツアーではリオネル・メッシ(Lionel Messi)、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)のプレーを見ようとファンがスタジアムに詰めかけたが、この試合ではその3人の誰も姿を現さなかった。
メッシは米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミ(Inter Miami)に移籍し、2月にひざを負傷したネイマールは、先ごろ本格的なトレーニングに復帰したばかりだった。またエムバペは、アジアに飛び立つ前に遠征メンバーから外され、クラブでの今後が不確かとなっている。
約2万5000人の観衆が上げたこの日一番の歓声は、ロナウドのプレーに対してのもので、至近距離からのシュートがPSGのGKジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)に阻まれると、その後はオフサイドの判定に終わったものの、オーバーヘッドキックのシュートも放った。
後半に入ると両チームは大幅にメンバーを入れ替え、ロナウドは66分にお役御免となった。
どちらも突破口を見出すことはできなかったが、PSGの若手イリエス・ウスニ(Ilyes Housni)は生き生きとしたプレーを見せ、何度もゴールに迫った。
PSGは28日にセレッソ大阪(Cerezo Osaka)と対戦し、その後は東京でインテル(Inter Milan)と相まみえる。一方のアル・ナスルは27日にインテルとの試合が控えている。(c)AFP