【7月20日 AFP】サッカー親善試合が19日、米首都ワシントンのアウディ・フィールド(Audi Field)で行われ、イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)は米メジャーリーグサッカー(MLS)のオールスターチームに5-0で大勝した。デクラン・ライス(Declan Rice)がデビューを果たし、カイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)が加入後初ゴールを決めた。

 ウェストハム(West Ham)から英国選手としては史上最高額となる移籍金1億500万ポンド(約190億円)で加入したライスが65分に途中交代で投入されると、アーセナルのサポーターからは大歓声が上がった。

 先月にチェルシー(Chelsea)から加わったハヴァーツも後半から出場し、89分にチーム5点目を挙げた。

 これが米ツアーの初戦となったアーセナルは5分、ガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)の華麗なループシュートで先制し、幸先の良いスタートを切ると、23分にはレアンドロ・トロサール(Leandro Trossard)が鮮やかなミドルシュートで追加点を挙げた。

 後半に入り、ジョルジーニョ(Jorginho)のPKで3-0とすると、トロサールが負傷交代する不安な場面もあったが、代わって入ったガブリエウ・マルティネッリ(Gabriel Martinelli)が4点目を加え、終了間際にはハヴァーツに大勝を飾るチーム5点目が生まれた。

 アーセナルはこの後ニュージャージーに移動し、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と対戦する。(c)AFP