ソウルのある大型マートで発酵乳製品の売り場を見る顧客(c)news1
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【07月18日 KOREA WAVE】韓国でチーズの価格が14カ月連続で10%以上の上昇率を続けている。特に6月までの9カ月間は20~30%台の上昇率が持続した。牛乳や発酵乳などの乳製品も同様に10%前後の高い上昇率が続いている。

統計庁国家統計ポータル(KOSIS)によると、6月のチーズ物価指数は前年同月比22.3%上昇した。以前は安定していたチーズの価格は昨年3月に3.3%を記録し、5月に10.5%と2桁に突入した後、11月には35.9%と急騰した。これは1991年1月の集計開始以来最大値だった。

ソウル牛乳協同組合は昨年10月、チェダーチーズとピザチーズなど40種余りの価格を20%程度引き上げ。毎日(メイル)乳業も今月1日から55のチーズ製品のうち19製品の価格を約15%引き上げた。

企業側はチーズにかかる原・副資材価格が大きく上がり、値上げが避けられなかったと説明している。

ある業者関係者は「海外から入って来るチーズ原料と人件費・包装費用といった生産費用が大きく上がるなど価格上昇を招く要因が多かった」と話した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News