【7月19日 Xinhua News】中国東方航空は16日、2機目となる国産大型旅客機「C919」を上海で受領した。同機は同日午前10時、上海浦東国際空港から上海虹橋国際空港に移動し、正式に東方航空の機材に加わった。同社はC919の商業運航を加速させる。

 今回受領したC919は、東方航空が最初に購入した5機のうちの2機目で、客室配置は1機目と同じになっている。中国民用航空華東地区管理局は14日、同社に2機目のC919の国籍登録証、耐空証明書、無線局免許を発行。同機が商業運航の資格を有し、中国民間航空規則の耐空要件を満たしていることを証明した。

 東方航空によると、2機目は1機目と同様、上海虹橋国際空港-成都天府国際空港間のエクスプレス路線に投入され、その後徐々に路線を拡大していく。

 東方航空は2022年12月9日、C919の最初の顧客として1号機を受領。23年5月28日に初の往復商業フライトを完了した。1号機は今月12日までに87便運航され、1万1095人が利用した。平均搭乗率は8割近くに上り、商用運航時間は250時間を超えた。(c)Xinhua News/AFPBB News